オーナー様が若かりしき頃乗っていたハチロク
しかしオーナー様の環境変化もありハチロクは車庫へ仕舞われ長い眠りにつきました
あれから20年以上が経ち、また乗りたい！とオーナー様
そんな事で当社へ依頼され、引き取りに行ったのが去年の7月
塗装関係は予約順で行ってるので作業開始までにお時間頂きましたが、ようやくボディーの仕上げから、コンプリートエンジン、各部メンテナンスが終わり、20年以上の時を経て、令和仕様での復活です！
サビサビ、固着のキャリパーもオーバーホールしてリフレッシュ
ピストン、スライドピン、ボルト全て新品交換
不動の車のキャリパーはほぼ固着ですのでOH作業は必須です
制御はもちろんLINKフルコン
エンジンハーネスリフレッシュしてこの先安心して乗れるようメンテナンス
ECUの処理能力の差から当時とは比べ物にならないくらいエンジンはスムーズにかつフィーリング良く仕上がります
クーラント入れて、オイル入れてしっかりクランキング
各部動作チェック
ブルンっ♪と1発始動
令和仕様ですので、もう昔のチューニング車両とは全く違い安心かつ快適に街乗りこなせます
チューニングしてるから乗りずらい？そんなのは過去の話
乗ってみてください。きっと驚かれるはずです
仕上げに4輪アライメント調整してひとまず完成です
因みに、不動車からの公道復帰は、それなりの費用と労力を要します
エンジンはもちろん、燃料系統、電装系、駆動系、ミッションやデフ
ブレーキ関係など全ての整備が必要になります
長期間乗っていなくてもエンジンはかかるから大丈夫！なんて甘い考えは辞めた方がいいです
機械ものは正直ですから。。。
経験上、そのまま乗り出せば必ず不具合が出てきます
この先安心して長く乗るためにはメンテナンスは必須です
そしてこのハチロク、元はATで非公認の為、AT改MTの動力伝達装置の公認車検を取得します
引き続き登録作業準備進めます
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