ふと見ると外も工場内も有難いことに満車
修理待ちの不動車も多く、開店前の車移動もひと苦労
これは段取りよく作業をこなしていかないとマズイ状態
そんな訳で自分も板金長も毎日バタバタと作業してます
で、本日の作業はこちら
東京からのお客様
オーバーヒートでエンジン修理のご依頼
リビルトエンジンベースでハーネス関係も劣化が酷いのでLINK ECU CVキットでリフレッシュ
早速エンジン降ろし作業開始していきます
オーバーヒート原因の想像はつきますが、どこまでダメージがあるかエンジン分解して確認していきましょ
まずはオイル抜いて……
若干白濁してるのでクーラント回ってます
オイルパンの凹みも気になりますが……
ここまで凹んでるとまずいですよ
きっとストレーナーまで押されてるでしょうね
カムカバー外して
ノーマルECU制御でノーマルインジェクター、カム264°256°仕様
更にヘッド面研して、0.8mmメタルガスケット
これでエンジン回せば間違いなく遅かれ早かれ燃料薄くてエンジンブローの道です
このエンジン仕様ならしっかりECUセッティングしないとダメです
と、まぁ話はそれましたが、オーバーヒートの原因は予想通りヘッドガスケット抜けね
見事に1番から4番まで全て抜けてます
ストレーナーもご覧の通り
最悪オイル吸えなくなりますのでオイルパンの凹みも要注意です
その他ダメージ無いか点検しながら作業進めます
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