ちょくちょく、遠方よりエンジンのオーダーを頂きます
今回は福岡からご依頼のエンジンです
リビルトエンジンのご依頼でした
ただ、今回はリビルトエンジン+エンジン修理という内容になりましたが・・・
稀にこのような事があるのでアップします
エンジン到着後、スタンドへセットし分解・点検を始めます
今回は福岡からご依頼のエンジンです
リビルトエンジンのご依頼でした
ただ、今回はリビルトエンジン+エンジン修理という内容になりましたが・・・
稀にこのような事があるのでアップします
エンジン到着後、スタンドへセットし分解・点検を始めます
分解する前から排気・吸入ポートを見て嫌な予感はしたのが本音
カムカバーを開けて
お世辞にも状態は良くなく、スラッジも溜まり気味
ヘッドを降ろし
かなり湿っている燃焼室。完全燃焼してない証ですね
正常であれば、乾いた状態の燃焼室のはず
ピストントップのこんな感じでぐっちょり
エンジンをひっくり返し・・
この時、オイルパンの中で「カラコロ~ン」と音が・・・
鉄粉ギラギラオイルがたっぷり
ストレーナーには・・・
音の原因はここについていた破片でした
ピストンのオイルリングの破片がついてます
棚落ち決定ですね
シリンダーブロックも分解していきます
やっぱり・・・
3番ピストン棚落ちです
しかも、ピストンの状態をみるからに、この状態で走っていた感じですね
おまけにクランクシャフトも・・・
メタルは縮まり、張り付き、焼き付き寸前でジャーナルは傷だらけ
完全に油膜切れです
棚落ちしたまま走行しオイルが燃えて、オイル量が低下
結果、規定量のオイルが回らず油膜切れといった所でしょうか
この状態であれば、エンジンから異音もするでしょうし、何よりマフラーからかなり白煙も出てたと思います
今回のようなエンジンも修理は可能ですが、修理代が追加になり結果高くついてしまいます
心当たりのある方は早めの対応をおすすめします
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