以前に、ウチで仕上げた黒銀86。
今回、室内の足元にクーラントが漏れるとの事で修理依頼。
よくある修理じゃないけど、たまに見かけますね。
この手のクーラント漏れ。
バルクヘッドのヒーターホース付け根のクラックで漏れるのが大半です。
ヒーターコアが真鍮でパイプがロウ付けしてあり、28年前の部品ですから弱いようです。
早速、ばらしてみました。
こんな感じで全部外すので面倒です。
で、これが問題の部分。
さらにばらして、これがヒーターコア。
ほら、クラック。
と、思いきや、水圧かけて漏れ箇所を調べた所、違う場所で漏れてました。
大体はココなんだけどね。
フィンの間から漏れてました。
これじゃ修理不可能。
なので、ウチのストック品と交換しました。
念のため、パイプの接合部は新たにロウ付けし直して完璧。
元通り組み付けて、試走して漏れ無しかチェック。
もちろん、問題なしで修理完了です。
皆さんの86は大丈夫ですか?
少しでも室内がクーラント臭かったりすると、危険信号ですよ。
オーバーヒートしてエンジンおしゃかにする前に点検しましょう。
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