前回はハルの塗装の下処理でしたが、実は塗装は2日ほど前に終わっていました
ハルの塗装色はブラックにしました
一応、センチュリーのブラックです
それで、乾燥を待って、今日はスカッパー加工の作業をしました
と、言っても普通の方には「スカッパー加工」と言ってもピンとこないと思うので説明を
このスカッパー加工って言うのは、エンジンルームの中に溜まった水を外へ排出するシステムを作る事です
このジェットの特性上、水をかぶったりして、どうしてもエンジンルーム内に水が溜まってしまいます
溜まればどうなるか・・・
もちろん、水没してしまいます
そこで、このスカッパー加工が必要となる訳です
エンジンルームからパイプを後部まで引き、強制的、かつ、一気に溜まった水を排出します
なので、エンジンルームは常に水は排出されるので、溜まる事もないのです
しかしながら、船体に大幅な加工が必要な訳で、正直面倒です
パネルを切断して、中のウレタンを取り出してと・・・粉まみれの作業ですから
こんな感じで、切開してパイプを通す穴を確保します
エンジンルーム。
ここから水が抜ける訳です
水に溜まる位置も考えて、エンジンルームの一番低い所へ穴を開けてます
これが全て、パイプが繋がった状態
ウレタンを削ったり、パイプの角度を変えたりと、細かく微調整しながら位置を決めていきます
これで、パイプ通しは完成
今日はここまでとなりました
この後は、このウレタンを削りとってしまって空洞になった所へ発砲ウレタンを注入し、FRPでフタをして、パテで整形すれば、スカッパー加工完成となる訳です
皆さんご協力を!
0コメント