当社の作業実例を掲載しています。

  ■第9回 B122サニートラック 全塗装編 ■
               2007・11・1

久々の作業実例です。
この所、忙しく更新出来ませんでした。。。

さて、今回は当社の次期営業車となるサニトラを紹介します。
平成1年式、ショートボディーです。
あえてショートをベースに選びました。
確かにロングの方が荷物も載るし使い勝手はいいのでしょうけど、このショートのスタイルが好きもので・・・ただそれだけです。

営業車でもカッコ良く仕上げたい!
昔懐かしい香りのするサニトラに仕上げたいと思います!
ここ何年も動いていなかった車なので、内装はカビルンルン♪
胞子菌が舞ってる匂いがムンムン・・・

外装はサニトラにしては状態は良い方かと思います。なんせサニトラは商業車なもんで使いが荒い車でもあるので。
屋根下保管だったので良かったんでしょうね。
荷台にはこんな木の板が張ってありました。
もちろん、見た目が良くないので即撤去!
では、板金作業に入ります。

何はともあれ、外装部品のばらしから。
んで、あれ!?タカシくん一体何を?

そう、サニトラって太いホイール履けないんです。ノーマルフェンダーじゃまともなホイールすら履けない・・・(悲)

もう、履きたいホイールは決まってるんです!
ワタナベでF7.5J、R8J!オフセットは秘密・・・
履きたいホイールに合わせてフェンダーを加工することに。
ただ、フェンダーの出し方一つでお下品な車に仕上がる事もあるので、そこはタカシくんのセンスに任せるとしましょう。
もちろん、社長のアドバイスもありますが。。。
大体、ベースとなる形は出来たかな。

タカシくん曰く、「ただの叩き出しじゃ芸が無い。それに下品だ!せっかくのワンオフなんだし、ノーマルの感じを出す形状にする!」
との事。

・・・はい。黙って見てますよ。
サニトラって、フェンダーのここの部分って錆びるんですよね。
形状を見る限り、裏側に泥などが溜まりやすい場所なんですね。
もちろん、腐っている部分はカットして新規製作です。
こんな形っす。
最終的にはこの様に。
サフェを吹いて形状を確認します。
ノーマルから30mmワイドフェンダーです。
これで、ホイールサイズ選択の幅も広がりますね!
お次はフロントエプロンの加工。
アフターパーツでスポイラーなどが販売されていますが、それを付けるのは個性がない。

あくまでも、純正風の仕上がりがコンセプト。
フェンダー形状に合わせエプロンを延長する訳です。
作業中に常連のお客さんが一人。

作業をしながら、車の話で盛り上がります。
こんな1コマ好きですね・・僕。
エプロンの最終的な形を決めます。

ここで、社長の目が光ります。
それで、仕上げてサフェを吹いて、こんな感じです。
どうです?キチンと、フェンダーのラインと繋がっているでしょ?
リアーフェンダーもフロントフェンダーと同じ要領で製作します。
後ろに絞るような形状で作りました。
最終的にはこんな感じ。
後ろ側はこのように。

リアフェンダーは35mmワイドフェンダーにしてあります。
車高を下げても干渉しないように、見えない裏側も、かさ上げして処理しています。
これでボディーは補修、板金が終わりました。
塗装に向け、細かい所のチェックを行い、水研ぎで下処理を行います。
下処理が終わり、ブースへ移動。
マスキングを行い、必要箇所にシーラーを回します。
荷台は後日塗装する為に、今回はマスキングします。
仕事が終わり、店を閉めてからら塗装を行いました。塗装が時間が掛かるんで。
通常の仕事に差し支え出ないようにと・・・

ボディーカラーは「チャンピオンシップホワイト」です。
白にいくらか黄色みが付いた色で旧車には似合う色だと思いますよ!

塗装終了〜♪

時計を見ると22時回ってる・・・
腹減ったぁ〜(;;)
さて!翌日。
ブースから移動。

ホイールが変わっているけど気にしないくださいね。。。
ほらっ!フェンダーもいい感じで出てるでしょ〜♪
塗装面に付いた細かいゴミを取る為に、表面をペーパーで磨きます。

コレも大変な作業なんですよね。
そして、タカシくんはなにやら「プシュープシュー」。

そう!あらゆる隙間に錆防止スプレーを吹いているんです。
水が溜まりやすい場所や、新規でパネルを作って溶接の合わさり目裏側などに。
これを行うと行わないでは錆の発生は全然違うんですよ!

もちろん、お客様のレストアの車両にも行っています。
ここで、「ヒッポーライナー」の登場。
荷台を保護し、錆や傷から守ってくれる塗料です。

荷台を酷使するピックアップの車にはオススメですね。
タカシくん、規定量で調合中。
塗ってます!塗ってます!
ローラーでコロコロと・・・

手際よく行わないと綺麗に仕上がりません。

ガンでも塗装出来るんですが、ローラーの方がエボシ目が綺麗に仕上がるんです。
んで、終了。
いい感じで塗りあがりましたよ!

完全硬化まで時間の掛かる塗料なので。3日間ほど放置。

この上にボディーと同じ色を入れるか、黒のまま行くか考え中・・・
その頃、社長は車内で何やらゴソゴソ・・・

なんか寸法測ってる。
嫌な予感・・・
あぁ〜。
生地を裁断しはじめた・・・

少し前の会話で・・・
「お客さんの車じゃないんだし、ウチの営業車なんだから、そこそこ仕上げればいいよ。」
なんて言ってたのは誰ぇ!?

こりゃ、本格的になってきちゃったよぉ〜
ダッシュもちゃっかり塗装してるし・・・
他のパネル類も塗装してあったし・・
んで、黙って見ていると、こんな感じですよ。
フロアカーペット作って、バケットシートまで付いてる。

これで本当に営業車!?

まぁ、社長の持病なんで仕方ないっす。
あべれいじっす!
足廻りはフロント車高調、リアレース用リーフ組みました。

リアは結構下がりますね。
コレじゃ、荷物積めない・・・(汗)

後日、調整式シャックルでも作って対策するとします。
フロント廻りはグリルを塗装して、バンパーも比較的程度が良かったので磨きなおして、ライトはマルチリフレクターに変更。
今時シールドビームじゃねぇ。。。
街灯すらない田舎なもんで、夜走ったら暗くて田んぼつっこんじゃうよ!
はいっ!完成です。

サイドにはGXラインを入れてみました。
フェンダーの出方、エプロンの延長具合といい、自然な感じで純正チックで良いと思いません?
ホイールはやっぱり「ワタナベ」で決まりです。
15インチ仕様ってのがミソ!

でも一つ足りない物が・・・
肝心なグリルの「Sマーク」が調達出来なかった・・・(悲)譲ってくれる人いたらご連絡下さい!(笑)
結局、荷台はボディー同色で塗装しました。
綺麗過ぎて荷物載せるのが嫌かも・・・

後日、荷台にはラバーマット敷きました。
内装はご覧の通りです。
社長のお陰でかなり締まった内装となりました。
ありがとうございます!社長♪~

ここまでやれば、もう当初の胞子菌の匂いとはおさらばです(笑)

これで、営業車として活躍してくれる事でしょう!

んで、後日社長の病気は治まらず、A型エンジンチューンに着手したのは言うまでもありません・・・

エンジンが完成しましたら、後日UPします(笑)

この様なレストア、板金、塗装承ります。 詳しくはお問い合わせ下さい。